こんな話考えてみた4「しょくぱんまんとどくきのこちゃん」

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記入日2008-06-19
分類

ストーリー

ある日、ウサオが森でおなかをすかせていると、頭がきのこになっているかわいい子が現れ、頭のきのこの傘の部分を少しちぎって食べさせてくれた。ウサオは一度は元気になり、森から帰るが、学校に着いたころになって急に腹痛を訴える。
そんなことは露とも知らないカバオも森で迷い、きのこちゃんと名乗るその子のきのこを貰って、きのこちゃんがいなくなったころになって腹痛になる。助けに来たアンパンマンは、食欲のないカバオを見てただ事ではない異常を感じ、パン工場に伝える。
一方、一部始終を見ていたばいきんまんは、きのこちゃんを利用する方法を考え、きのこちゃんをパン工場へ行かせる。まさか目の前にいるのが腹痛の原因だとは気付かないパン工場のみんなはきのこちゃんを温かく迎え入れ、きのこを入れた生地で食パンを焼く。
しょくぱんまんが出来上がったパンを学校へ届け、集団食中毒になったのを見てきのこちゃんの毒に気付く。しかし、おなかのすいた子供たちにおいしいきのこを食べさせてあげたいというきのこちゃんの思いを裏切りたくないしょくぱんまんは、何とか毒を抜く方法はないかと考え、自らが実験台となり、どくきのこちゃんの毒を抜く研究を始める。
少しずつきのこちゃんの傘の部分を貰っては料理して食べ、腹痛になるしょくぱんまん。げっそりするまでやつれ果てた末についにおいしさはそのままにおなかが痛くならない調理法を発明する。喜んできのこちゃんに報告に行くしょくぱんまんであったが、研究のし過ぎですでにきのこちゃんに食べられる部分は残っていなかった。

解説

自称「きのこちゃん」のどくきのこちゃん。これもオリジナルキャラクターです。きのこちゃんも別にいるようですけどね。アンパンマンと同じく、自分の頭をちぎって食べさせるキャラクターですが、顔の交換ができないので、頭が少なくなってきたら自然回復するまで待たなければいけません。
話の内容的にはギャグのバッドエンドですね。