〜簡易アクセス解析〜 バージョン:0.08 制作者:美文 URL:http://tgws.fromc.jp/ ・概要 Apacheの吐き出した生ログを解析します、多分。 GUIでそこそこ使いやすいと思います、きっと。 設定は比較的自由に行えます、裏を返せば設定しないと何もできませんが。 AccessLog.exe AccessLog.txt nkf32.dll ・ログの形式 LogFormat "%h %l %u %t \"%r\" %>s %b \"%{Referer}i\" \"%{User-Agent}i\"" combined に対応しています、それなりに。 ただし、全て半角スペースで区切っているのでパラメーターは増えます。 127.0.0.1 - - [01/Jan/1970:09:00:00 +0900] "GET /index.html HTTP/1.1" 200 100 "http://localhost/" "Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0)" 実際には、  コンピュータ名またはIPアドレス(127.0.0.1)  リモートログ名(-,多くの場合-)  クライアントのユーザー名(-,多くの場合-)  時刻(01/Jan/1970:09:00:00)  タイムゾーン(+0900,日本ではほとんど+0900)  メソッド(GET,通常はGET)  リクエストされたファイル(/index.html,/から始まる)  HTTPのバージョン(HTTP1.1,HTTP1.0かHTTP1.1が普通)  ステータスコード(200,200は成功/404は不在)  データ転送量(100,転送しなかったときは-)  参照元(http://localhost/,お気に入りからだと-)  ユーザーエージェント(Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0)) となります(括弧内は例と"個人的な"コメント)。 名前をつけるときの参考にでもしてください。 ・使い方 とりあえずログを読み込んでください。 そしてまず解析→全表示。 その結果を見つつ設定→名前でデータの意味づけをしていきます。 設定→無視するを設定することで不必要なデータを取り除けます。 ワイルドカードが使え、区切りには半角スペースを使います。 あとはフィーリングで。 ・検索 特定の条件にマッチするデータを表示します。 「詳細」ではある程度細かく条件を設定できますが、非常に低速になります。 また、詳細検索ダイアログで入力したデータは設定には反映されません。 ・検索ワード(旧被検索語チェック) 英数字は半角小文字に、カタカナは全角に変換されます。 全角または半角のスペースがあるとそこを単語の区切りとみなします。 空白文字列、Googleのキャッシュ、"-"で排除された検索語は無視されます。 一番下の「合計」は、上の数字を足し合わせたものと同じになるとは限りません。 検索エンジンらしきところから訪問した回数を表示しています。 サイトがどのような単語に引っかかりやすいかがわかります。 ・検索フレーズ(旧被検索文チェック) 被検索語チェックと似ていますが、特に文字列を編集することはなく、 検索文をほぼそのまま表示します(大文字→小文字の変換のみします)。 何を求めてやってくるかがわかりやすいと思います。 ・注意事項 私のサーバーのアクセスログを調べて作ったものなので正しい結果が出る保障は全くありません。 あくまでも簡易なので少しでも変な使い方をすると容赦なくエラー・誤動作が起こります。 ですから、必ず各自の責任の下、ご利用ください(ファイルやシステムには損害を与えないはずですが)。 また、このソフトは設定ファイル以外の書き込みはありません。 どんなデータ操作をしても生ログはそのままです。 ・謝辞 けるべさんのURLデコード、UTF-8デコード、クイックソートのサンプルを使わせていただきました。 このプログラムには、NKF32.DLLを使わせていただきました。 ・履歴 0.08  検索フレーズチェックの動作を改善  ユーザーエージェントの表示を改善  データ読み込み中に経過を表示するようにした 0.07  データ削除機能 0.06  検索語関連の処理を全体・表示中のデータから選べるようにした  統計処理 0.05  劇的に高速化(今までが劇的に遅かっただけ)  被検索文チェックの仕様変更  アイコン作成 0.04  URLをエンコードする機能を追加  処理中に中止する機能 0.03  検索文チェック機能追加  設定項目が256文字以上も可に 0.02  検索語チェック強化  詳細検索 0.01  公開