ステージ全体像を見てわかるとおり、滅茶苦茶に作られた無茶苦茶なステージ。
これは、開発中盤、ウナギカズラと風のテストのため適当に作ったステージが意外に面白く、標準ステージのためにリメイクしたものである。
滅茶苦茶とは言え、ただ滅茶苦茶なだけではゲームとして成り立たないので、滅茶苦茶には滅茶苦茶なりの調整がしてある。
開始直後、何も押さずにじっとしていると、無数のウナギカズラの間を縫ってここに着陸する。
狙って作ったわけではなく、攻略ページを作り始めて初めて気付いた偶然の産物。
わずかな風が吹いているがこの上は基本的に安全だ。
風の強いところでは、じっと立っていられなかったり、風に逆らって走ることさえできないことがある。
だが、しゃがんでいる間、ジャンプ予備動作中、飛び上がっている最中は風の影響を全く受けない。
したがって、しゃがみ状態から歩きで加速し、ジャンプで移動しては次の足場にすぐ着地し、しゃがむという繰り返しが基本的な移動手段となる。
ただ、しゃがんだ状態で足を踏み外すと一気に下まで落ちるので周りの状況をよく見てしゃがみが必要かどうかを見極めるべきだろう。
場所場所によってでたらめな風が吹いているこのステージだが、全体的に見ると左向きの風が強い傾向があり、とっさのときに移動しやすい方向も、ウナギカズラが集まる安全地帯も、左のほうだということになる。
空中でうまく動けないと思ったらジャンプを繰り返しつつ迷わず左に移動しよう。
左下のほうに小さなウナギカズラがいるのでそれに乗ればとりあえず態勢を立て直せる。
風の向きや強さは真横にいるウナギカズラの傾き具合である程度把握できる。
足元のウナギカズラがどんなに風に流されていても横のウナギカズラがまっすぐに立っていればその場所は安全だ。
ゆっくり眠ることもできる。