ニンテンドウ64で発売されたゲーム「爆ボンバーマン」について、さまざまなケースを想定した攻略や各種データベース、ついでに嘘八百並べたストーリー紹介をやっています。
基本的に公式ガイドブックに載っていることは書きません(うちは攻略本を写しただけのフザけた攻略サイトとは違うのだ!)。
このページではボンバーマンの操作方法を書いています。
移動
ボンバーマンは3Dスティックを倒すとその方向に移動します。
スティックの倒し具合によって移動速度が変化します。
この手のアクションゲームになれている人にとっては常識ですが、広く安全な場所では走り、狭く危険な場所ではゆっくり歩くよう心がけましょう。
もちろん逃げるときは全速力でお願いします。
ボムを置く
Aボタンでボムを置きます。
歩いたり走ったりしながらでもボムを置きます。
ボムには誰が出したものか、どのくらいの爆発力があるか、威力は強いのか、リモコンに反応するのか、後どのくらいの時間で爆発するか、などの情報が記憶されていて、同じ人の出したボムはマップ内にある特定の数までしか置けません。
ボムをこれ以上置けなくなったら、Aボタンを押してもボムは置けません。
ですから、バトルのときなどは、他人の出したボムを横取りして、嫌がらせをすると、とっても嫌がられます。
とても蛇足で、つまらない話ですが、ボンバーマンの足元にボムが置かれている姿はどう見ても現実にはありえなく、そして奇妙で滑稽な姿に写ります。
ボムキック
ボンバーマンの足元にボムが置いてある滑稽な姿でAボタンを押すか、あるいは目の前にボムがある滑稽ではない姿のときにボムに向かって3Dスティックを倒せばボムは蹴られます。
この、ボムが蹴られる現象を、いえ、ボムを蹴る行為を、人はボムキックとヨビマスヨビマウス(これをやっているとき、私はマザー3もやっていたのです)。
蹴られたボムは嫌いな上司から逃げるかのごとく蹴られた方向へとわき目も振らずまっすぐに直進しますのです。
この蹴られたボムを敵に当てると敵は大抵気絶します。
気絶しない生意気な敵もいらっしゃいます。
即死するみじめな敵すらいらっしゃいます。
自分自身がぶつかっても気絶します。
そのときは、プレイヤーは最高にみじめな気分になります。
なお、静止しているボムにキックしたボムが当たると連鎖キックという反応が生じ、動いていたボムは止まり、静止していたボムは動き出すという怪奇現象が発生いたします。
そうそう、もう一つ、Rボタンを押すと蹴られたボムはあたかも嫌いな上司に名前を呼ばれたかのごとくビクッと硬直し直進を中断いたします。
持ち上げる
Bボタンを押すとボンバーマンは目の前にある物体を持ち上げようと試みます。
持ち上げようとする対象は、敵、ボム、アイテムです。
しかし、気絶していない敵や、ためボムは持ち上げることができないので、掛け声だけで、持ち上げることができません。
しかし、掛け声はそれなりにかわいくもあるので、一度は持ち上げられないものを持ち上げようと試みて、「んしょんしょほいほい」と言わせてみましょう。
持ち上げようと試みるべきものが目の前に存在しないときはBボタンを押しても何もしません。
一度持ち上げたものは、再びBボタンで投げることができます。
ボムリフト
実はためボムでない小さなボムを持ち上げるときにはいちいちボムを置いてからボムの目の前に行く必要はないのです。
しかし、その方法はあまりにも手軽であり、中毒性が高く、ボムを置いてから持ち上げるという当たり前のことをしなくなる危険があるから、あまりお勧めはできません。
しかし、ボムを置いてから持ち上げるという回りくどい方法を使っていると死んでしまう危険な状況が多いので、中毒性の危険を冒してでも、この技は覚えておかなければならないのです。
その方法は、Bボタンを押しながら、Aボタンです。
ちなみに、ボムは持ち上げられている間は何故か爆発しません。
そして、投げると爆発までの時間がリセットされるのです。
投げる
一度持ち上げたものは、投げることができます。
何かを持っている状態で、Bボタンを押すのです。
まことに遺憾ですが、その場に置くことはできません。
投げるとき、3Dスティックの倒し具合、または、Bボタンを押した時間によって、投げる距離が3段階に調節されます。
3Dスティックを立てた状態、または、Bボタンを押してすぐさま離した場合、弱投げと呼ばれる短い距離での投げになります。
短い距離で投げて何が嬉しいのかと言うと、その絶妙な距離が、ボムジャンプというテクニックにとってとても都合が良いのです。
3Dスティックをこれ以上倒れないまで倒したり、Bボタンをしつこいぐらい押し続けたりすると、それは強投げという長い距離での投げになります。
これは、投げたものが遠くに届くという効果もあるのですが、それよりも、やはりボムジャンプにとって別の意味で都合が良かったりするのです。
そして、3Dスティックを中途半端に倒したり、Bボタンを微妙な時間押し続けていたりすると、中投げと呼ばれる、気持ち悪い距離での投げになります。
実に言いにくいことなのですが、中投げだけは、ボムジャンプにもあまり役に立たないし、痒いところに届かないしで、あまり良いことはないのです。
ためボム
これは、爆ボンバーマンで始まった、ボンバーマンの大技の一つです。
「溜めボム」や「貯め爆弾」という呼び方もあるようですが、正確な表記は、ひらがなとカタカナで「ためボム」です。
これは、素晴らしいことに、ボムが大きく重くなり、攻撃力が1段階上昇し、更に爆破範囲が小さなボムで可能な最大よりも更に1段階広くなるのです。
その重いことは、一部の敵を踏み潰せるほどであり、そして、自分でも投げると二度と持ち上げられなくなるほどです。
また、小さくて、黒い、情けない威力のノーマルボムも、ためボムにすることでボスにも通用するとても強い爆弾になるのです。
そして、その大きいことは、ややマニアックでトリッキーなボムジャンプにとって非常に重要になるのです。
ためボムを作るためには、小さなボムを持ち上げて、Aボタンを連打するのです。
このとき、ボンバーマンの足元にボムが置いてある奇妙な姿だと、まずボムを蹴り飛ばしてから、ボムをため始めます。
2のようにB押しっぱなしでウロチョロしても何も起こりませんのでご注意下さいませ。
リモコン爆破
これは、爆破しないことに意義がある爆弾ゲームである爆ボンバーマンにとってとても重要なことです。
リモコンボムを爆破しないためには、Zトリガーボタンを押さないことです。
いえ、他の原因で爆発することもあるので、むしろZトリガーボタンを押すと爆発すると言ったほうが良いでしょう。
Zトリガーボタンを押すと、自分の管理下にあるリモコンボムのうち、最も古いものが爆発します。
ボムが自分の管理下を離れることは、それは、別のキャラクターによってボムが蹴られたり、持ち上げられたりすることで起こることです。
爆発の危険がない場所ではリモコンボムを放っておけば半永久的に爆発しません。
また、投げたボムを空中で起爆する、空中爆破はボス戦では必須のテクニックとなります。
気絶回復
これはとても大事で、重要で、時に命に関わる問題です。
気絶している間に起こりうる恐怖の数々。
近くにあった爆弾の爆発に巻き込まれて爆死する可能性、敵の攻撃にあって死ぬ可能性、敵に更に弾き飛ばされて場外に落とされる可能性、敵に投げられて場外に落とされる可能性、合格タイムに間に合わずゴールドカードを逃す可能性、プレイ時間が長すぎてカスタムパーツを逃す可能性、ピヨピヨ音をいつまでも聞き続ける可能性、あらゆる可能性が考えられます。
これを回避するためには、素早く気絶から回復するのです。
気絶状態からは、そのまま放っておいても回復しますが、3Dスティックを激しく動かしているといつもより早く回復します。
狭い場所などで、レバガチャをしていると回復した瞬間に落ちてしまいそうなので、そんなときは安全な方向に向かって何度も3Dスティックを倒しましょう。
気絶回復に重要なのは3Dスティックを回すことよりも入力数なのです。
ちなみに、2のようにボタンを連打しても気絶回復には役に立ちません。
ボムバリア
ボムバリアの方法は実に簡単です。
ボムを持つだけです。
敵を持ち上げていても同等の効果があります。
しかし残念ながら、ボムバリアはあまり重要ではありません。
なぜなら、あまり役に立たないからです。
突進してくる敵は時にボムを貫通し、時にボムを爆破して突っ込んでくるのです。
しかし、敵にされると困る技でもあります。
これは、シリウスと戦うときに実感することかもしれません。
すなわち、相手にとって嫌なことをすれば有利になるバトルモードでは積極的に使うべきです。
しかし、守りは積極的な方法ではありません。
やはりボムは投げましょう。
アイテム回収
アイテムを回収するには、アイテムに触れます。
それだけで入手したことになり、その場で効果が現れます。
とても手軽ですが、それゆえに、望まぬアイテムを入手してしまうこともあります。
アイテムは人生についた傷のように生きている限り捨てられません。
バトルゲームではドクロ等の嫌なアイテムを投げつけて無理矢理相手の人生を傷つけることができますが、あなたが人望と友情を大事にするならば投げつけてはいけません。
代わりにボムを投げつけなくてはなりません。
ゴーストボンバー
バトルモードの、それもシングルプレイで、なおかつオプションでゴーストをONにしたときにしかお目にかかれない技でございます。
あなたは知らないかもしれませんが、そして私も知りませんが、他のボンバーマンシリーズでは、バトルに負けた後、まだ上位組がバトルを続けていた場合、みそボンというもので邪魔ができたそうです。
しかし、爆ボンバーマンではゴーストとして邪魔ができるのでございます。
しかし、しかし、ゴーストになるということは、幽霊になるということは、それは最早疑いようもなく死んでいるということです。
アーメンでございます南無阿弥陀仏でございます。
しかもこのゴーストはよりにもよってエビルスピリット、悪霊でありますゆえ、残された生存者に悪さを働きます。
まず、落ちているアイテムを回収して、この世から消し去るという悪さを致します。
そして、更には生きる者に憑依して意識を乗っ取り、身体を意のままに操る悪さも致します。
幸いにして、ゴーストボンバーにも物理的攻撃が通用しますので、爆弾で応戦するか、取り付かれた場合は3Dスティックを滅茶苦茶に操作して暴れるようにして振りほどけばコントロールを回復することが可能でございます。
読む・話す
看板娘の前でB、じゃなくて、看板の前でBでした。
または話す相手の前でB、いえ、話させる相手の前でBです。