VBで速度比較(Moveとプロパティ)

VBではコントロールを移動・リサイズする場合、プロパティを一つ一つ変更するよりもMoveメソッドで一度に動かした方が速いと言われています。
というわけで、実際に以下の二つのコードで検証してみました(フォームは非表示)。
Picture1.Move I, I, I, I
Picture1.Left = I
Picture1.Top = I
Picture1.Width = I
Picture1.Height = I
結果は、Moveメソッドのほうが3倍程度速くなりました。
これは、プロパティ指定の方が、Moveメソッドと同じことを内部的に行っているのが原因だと思われます。
ただし、この数値を4で割れば容易にわかることですが、Leftプロパティのみを変更するときはプロパティを直接指定したほうが速くなるようです。
恐らく、単体で変更するときは、他のプロパティに関しての変更がないため若干速くなるのでしょう。
ちなみに、2つ以上のプロパティを変更するときは、例外なくMoveメソッドの方が速くなります。