ロールパンナ

説明

*1b*3
ジャムおじさんにより生み出されたアンパンマンの仲間。
メロンパンナが見つけたまごころ草の花粉を生地に入れて作ることになったが、ばいきんまんがバイキン草のエキスも入れてしまったため、善と悪の二つの心を持った複雑な人格になってしまった。
メロンパンナのメロンジュースも入っているためか、メロンパンナのことには結構敏感に反応する。普通は声が聞こえないような遠方からでもメロンパンナの悲鳴を聞けば駆けつける。
メロンパンナより後に生まれたが、メロンパンナの希望により姉ということになっている。ついでに言うとバタコの妹でもある。
生まれてすぐにばいきんまんに言われてアンパンマンを敵と思い込むようになってしまった。現在はアンパンマンは敵でないと理解しているようだが、悪の心に支配されている間はやはりアンパンマンに敵対的。
アンパンマンを敵とみなしたり、バイキン草のエキスが注入されるなどして悪の心が強まると、青いハートが輝いて非常に好戦的な性格になる。メロンパンナのメロンジュースなどで優しい心が強まると、赤いハートが輝いて元に戻る。
悪の心が強まったときには黒い色に変化することがあり、そのときの状態をブラックロールパンナという。
「アンパンマンが悪さをしている」と聞いて、正義感から悪の心が反応することもある。正義と悪は紙一重ということなのだろう。
本人は悪の心があることを非常に気にしており、普段は山奥にこもって暮らしている。
武器としてロールリボンを持っており、巻き付けて投げたり、鞭のように叩いたり、電流っぽいエネルギーのようなものを流し込んだりできる。このロールリボンは複数持っていることもある。
必殺技として、ばいきんまんと修行して会得したローリングハリケーンがある。高速回転して竜巻を起こす技で、風圧はすごいのだが、この技で直接的に相手にダメージを与えることは少ない。
顔に覆面をしているが、これは何かぐるぐる巻いていればロールってことになるだろうというやなせたかしの考えによるもの。