チーズとコアンコラ

あらすじ

ある日、おなかをすかせたばいきんまんたちは洞窟の中で大きな卵を見つける。早速持ち出して料理しようとするが、全然割れないのでたまたま近くにいたチーズに卵を押し付けてしまう。
何も知らないチーズは突然空から降ってきた卵にぶつかってしまう。そして卵の中から小さな怪獣の子が生まれた。生まれた怪獣はチーズをパパと呼び、いつまでも慕ってついてくる。困り果てたチーズは、とりあえずアンパンマンと一緒にパン工場へ戻る。
そのころ、アンコラは洞窟の家に戻り、自分の卵がないことに気付く。ばいきんまんの話では、アンパンマンが食べるため卵を盗んだのだという。それを聞いたアンコラは、子供を取り戻すためパン工場へ向かう。
パン工場でアンパンマンと交戦中、チーズと一緒にいるコアンコラを発見する。しかしコアンコラはチーズをパパと言ってずっと離れようとしない。ドキンちゃんの喋ったことから真相を知ったアンコラはチーズたちと共にばいきんまんをやっつける。
その後、ジャムおじさんの説得により、コアンコラはアンコラが父だと納得する。夕日を受けて帰途に着くコアンコラたちをチーズは笑顔で見送るのであった。