アンパンマンとマロン姫

アニメ「それいけ!アンパンマン」の情報を掲載している非公式のファンサイトです。
基本的にあらすじでは結末まで記述していますのでネタバレにはご注意ください。
(設定)

日付1991-09-09
区分149話Aパート
脚本
絵コンテ
  • 坂田純一
演出
シリーズ
主要キャラ
関わったキャラ
その他登場キャラ
  • チーズ
  • モンブラン城大臣
  • モンブラン城兵士
  • モンブラン城コック
舞台となる場所
登場した乗り物
登場した食べ物
  • パン
  • ジュース
  • お茶
  • モンブランマロンパイ
  • マロングラッセ
  • その他、栗のお菓子や料理
オープニング曲

言葉より、物のほうがいいでしょ?

あらすじ

  • アンパンマン、嵐で飛ばされてきたテントを発見。
  • そこはマロン姫の寝室で、不審者扱いされる。
  • 誤解を解き、マロン姫をパン工場に連れていく。
  • マロン姫はおいしいパンを食べ、ジャムおじさんに褒美を取らすと言う。
  • ちょうどそのときやってきたカレーパンマンが、マロン姫の散歩に付き合い、辟易して帰ってくる。
  • マロン姫は甘やかされて育ち、ひどくわがままだった。
  • ジャムおじさんが、何かしてもらったら褒美を与えるより感謝の意を示すことを教えるが、マロン姫は聞く耳を持たない。
  • マロン姫のモンブラン城にある宝の話を聞きつけたばいきんまんが、マロン姫を連れてモンブラン城へ。
  • ばいきんまんはマロン姫を人質に宝の蔵に押し入る。
  • 追ってきたアンパンマンがマロン姫を救出するが、攻撃を受けてピンチ。
  • マロン姫がとっさに壺を投げつけて反撃。
  • カレーパンマン率いるモンブラン城兵士の砲撃でばいきんまんを撃退。
  • 加勢したことでアンパンマンから礼を言われ、何かに気付くマロン姫。
  • アンパンマンたちに褒美を取らせようとするモンブラン王を制止し、マロン姫は自分自身の言葉でアンパンマンたちに礼を言う。
  • その後、モンブラン城の宝、栗料理をみんなでおいしく食べた。

解説・感想

*1a
ありがとうと言いましょう、という話。さらに言うと、物質的な報酬より誠意を示せという話。
物に不自由しないモンブラン城で甘やかされて育ったマロン姫は、褒美は気軽に与えようとするが、相手に感謝することはなかった。
そんなマロン姫が、大変な時に助けられ、助けて感謝され、感謝することを学ぶ話だった。

*1b
モンブラン城兵士に砲撃を指示するカレーパンマン。かっこよかったぜ。
アンパンマンがマロン姫を助けに行っている間に砲撃の準備をし、マロン姫がアンパンマンに加勢したことまでちゃんと見ていた。
マロン姫から一番迷惑をこうむっていたのはカレーパンマンだが、一番活躍していたのもカレーパンマンではなかろうか。

*1c
モンブラン城の真の宝は、宝石や首飾りなどではなく、栗。秘蔵の栗を贅沢に使った料理は、正にモンブラン城最大級の褒美と言える。
褒美よりもありがとうを、と言うと、ともすれば「言葉さえ与えておけば褒美は出さなくていい」という都合のいい理屈に置き換えられがちだ。そうではないのだ。褒美は褒美、感謝は感謝なのだ。
ジャムおじさんたちが感謝の言葉を受けた後、しっかりご馳走も頂いていたのは、そういうことなのだろうと思う。カレーパンマンが苦手なはずの甘いお菓子をおいしく食べたのも、褒美をきちんと受け取ったということなのだ。

みんなのタグ

コメント

商品情報

それいけ!アンパンマン'92 12