つみき城のひみつ

あらすじ

困っているブロック王子とガランガラ大臣を助けたアンパンマンたち。つみき城にキュービクル王子と名乗るものが現れて、ブロック王子たちを偽者として追い出してしまったのだ。キュービクル王子の正体はばいきんまん。つみきロボ「ウッドラー」を狙ってつみきの国を征服したのだ。
一方つみきの国の隣のおりがみの国では、遠足に来たカバオくんたちに、オリガ姫が折り紙を教えていた。オリガ姫を一目見て気に入ったばいきんまんは竜巻を起こし、オリガ姫を連れ去ってしまう。
オリガ姫を捕らえたばいきんまんは、おりがみの国をも手に入れるため、つみきの国総出で一斉攻撃を始める。もともと仲の悪い国だったため、異論を挟むものはいなかった。
突然の攻撃を受けパニックに陥ったおりがみの国にブロック王子とアンパンマンたちが到着して人々を避難させ、おりがみまんと一緒にオリガ姫救出につみきの国へ向かう。
城に潜入したブロック王子たちは秘密の抜け道を通ってつみき人たちに見つからないようにオリガ姫のとらわれた部屋へとたどり着く。そのとき、城が大きく揺れ、巨大なつみきのロボットが現れる。ついにばいきんまんの手にウッドラーが渡ってしまったのだ。
壊しても壊しても勝手に組みあがって復活するウッドラーを相手にアンパンマンたちは苦戦するが、国同士の仲というこだわりを捨てたおりがみ人たちが折り紙でウッドラーの動きを封じ、ついにウッドラーを破壊する。
大破したウッドラーの破片は、かつて仲が悪かったつみきの国とおりがみの国を隔てる海に並び、仲直りした２つの国をつなぐ架け橋となった。