アニメ「それいけ!アンパンマン」の情報を掲載している非公式のファンサイトです。
基本的にあらすじでは結末まで記述していますのでネタバレにはご注意ください。
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区分 | 劇場版第26作 |
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みんなで力を合わせれば、きっとなんとかなるんだね
あらすじ
アンパンマンは、海上で遭難しているりんごの少年を助けた。
彼の名はりんごぼうや。アップルランドから来たという。
アップルランドはりんごの樹がたくさん生えていた空の上の国。しかしある日りんごが全て毒りんごにされていたのだ。
りんごぼうやは、りんごでいっぱいのアップルランドに戻すため、どこでも生育して世界一大きなりんごがなるという魔法の種を探してアップルランドから出てきたのだった。
しかし探せど探せど魔法の種は見つからない。りんご村のりんごちゃんに聞いても手がかりはなかった。
せっかくなので地上でのりんご栽培を体験してみることになったりんごぼうや。
アップルランドでの簡単な栽培法しか知らなかったりんごぼうやは、りんごちゃんと手間ひまかけてりんごの世話をしていくうち、みんなで力を合わせることの大切さに気付く。
その努力の結晶が実ろうかというとき、突然ストローこうもりの大群が空を覆い、黒魔女のマジョーラが現れた。
マジョーラは世界中のりんごを毒りんごに変えようとしていたのだ。
りんごぼうやとアンパンマンたちの活躍によりマジョーラは倒され、りんご村に平和が戻った。
その後、りんごぼうやは故郷アップルランドに帰る。
みんなで力を合わせて故郷を復活させるのだ。
解説・感想
*1b*1c
やなせたかし原作の最後の映画にして、復興三部作の完結編。
テーマは「望郷」と「故郷の再建」。故郷のシーンはほとんどないので前者のテーマのほうに重みがかかっている。
三部作の完結編と銘打っているが、ストーリーはそれぞれ独立しており、本作も、完結らしい部分は特にない*2。
ぺろりだだんだん戦
*1d*1e*1f
原作ではぺろりだだんだん戦だけで終わっていたが、映画ではぺろりだだんだん戦終了がむしろ本当の始まり。
前半では自在な分離合体と舌の防御性能によりぺろりだだんだんが圧倒していたが、アンパンマンのソフトアンパンチによりバイキン城まで飛ばされた。
アンパンマンが破壊力の低いソフトアンパンチを使ったのは、りんごぼうやがぺろりだだんだんにりんごの種を植えて、育った樹を折らないようにするため。
ハンバーガーキッドも戦闘に参加していた。
*1g*1h*1i
後半ではアンパンマン側と利害が一致していたため、ぺろりだだんだんもマジョーラと戦った。
2号はボディを黒く塗り替え、羽をつけて飛行能力を得た。
さらに格闘モードへの変形もできるようになったが、残念ながら格闘モードは何も見せ場がないままやられてしまった。
マジョーラによってりんご型にされてしまった後は、持ち前の舌攻撃により元の状態よりも善戦できていた。
りんごの樹のこと
*1j*1k*1l*1m(この間、映像では約20秒)
アップルランドでは種を撒くと短時間で急速にりんごの樹が育っていた。
具体的な描写はなかったが、毒りんご事件*3があった後は、普通に育てるしかなくなっていたようだ。
りんごぼうやが持ち出した種はぺろりだだんだんの舌上でも問題なく急速成長したため、種よりも土壌に問題があるように思われる。
だからこそ、りんごぼうやは「どんな環境でも育つ」という点で魔法の種を探そうとしたのだろう。もちろん世界一大きいという点も重視しただろうが。
りんごぼうやのこと
*1n*1o*1p
りんごぼうやは当初ヒーロー願望で行動しており、衣装やマスクも悪人を威圧するためのもの。
普通にりんごを育てるより魔法の種を探そうとしたというのも、手っ取り早く大きな成果を挙げようとしたため。
りんごの世話を嫌がったのも、面倒だという理由のほかに、泥だらけになってかっこ悪いという理由もあった。
そんな考えも、ボロボロに傷付きながら人助けを続けるアンパンマンを見て、りんごちゃんと一緒に地道にりんごの世話をしていくうち、改まっていった。
りんごちゃんに「ヒーローみたい」と言われてすぐ否定したところを見ると、りんご村に行った時点で既にかなり心が動いていたようだ。
「かっこ悪くたって」などと言いつつ立ち上がるシーンがりんごぼうやの一番かっこいいシーンだったことは言うまでもない。
魔法の種は結局どうなったのか
*1q*1r*1s
魔法の種は最終的に、見つからなかった。
そもそも、りんごぼうや以外には信じられておらず、存在すら知らない人もいた。
そのあたりを考えると、おとぎ話やうわさ話をりんごぼうやが信じ込んでいただけという可能性も考えられる。
当初の目的が全く叶えられていないという異例の結末だが、地道な努力により「故郷の再建」はしっかり果たせていた。
そう、魔法の種なんて必要なかったのだ。
マジョーラについて
*1t*1u
マジョーラは、呪われた絵本の中の登場人物。
ドキンちゃんとホラーマンが本を開いたことで現世に飛び出してきた模様。
呪われた絵本の中身は、少しストーリーの違う「白雪姫」である。実際に「SNOW WHITE」と記載されていた*4。
最後には絵本の中に送り返され、絵本そのものが封印された。
変身について
*1v*1w
アンパンマン映画では敵の力によりみんなが変な姿にされてしまうというのが通例だが、今回はりんごの姿にさせられた。
よく見ると、なぜか毛が生えている。
しかも、スーパーボールのように弾んで攻撃できる。
魔法の種を探して回ったところと成果
- さくらちゃんのところ…大きな桜
- 砂漠…大きな梨
- 氷の国…大きな氷
- どこともわからない岩山…普通のりんご
動画配信リンク
その他のリンク
みんなのタグ
商品情報
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声の出演
- アンパンマン:戸田恵子
- ばいきんまん:中尾隆聖
- ジャムおじさん:増岡弘
- バタコさん:佐久間レイ
- チーズ:山寺宏一
- ドキンちゃん:鶴ひろみ
- ホラーマン:肝付兼太
- しょくぱんまん:島本須美
- カレーパンマン:柳沢三千代
- メロンパンナ:かないみか
- クリームパンダ:長沢美樹
- ハンバーガーキッド:三ツ矢雄二
- SLマン:西村朋紘
- クータン:山本圭子
- りんごちゃん:山本百合子
- アップルランドの住人:安野希世乃
- みみせんせい:滝沢ロコ
- ちびぞうくん:坂本千夏
- ピョン吉:原えりこ
- ウサ子:中村ひろみ
- アップルランドの住人A:藤井恒久(日本テレビアナウンサー)
- アップルランドの住人B:後藤晴菜(日本テレビアナウンサー)
- マジョーラ:岡田圭右(ますだおかだ)
- りんごぼうや:井上真央
オープニングクレジット
エンディングクレジット
- 原画:菖蒲隆彦 / 星名靖男 / 八崎健二 / 原和孝 / 高鉾誠 / 佐藤雄三 / 清水洋 / 一川孝久 / 丸加奈子 / 森久司 / 中島里恵 / 阿部純子 / 阿部航 / 清水義治 / 和田佳純 / 松田真路 / 久保川絵梨子 / 志村恵美子 / 猪方美枝子 / 嶋謙一 / 浦中利浩 / 大島三和 / 清水健一 / 伊東蓮 / 小山知洋 / 石川佳代子 / 川越淳 / 本橋秀之 / 川口隆 / 橋本敬史 / 小池健
- 動画検査:国島裕子 / 松村舞子
- 動画:由良野知夏 / 高橋祐子 / 原則子 / 中津和美 / 平間久美子 / 寺田眞佐子 / 田中杏奈(ZEBECzwei) / 佐藤史暁(ZEBECzwei) / 小林有彩(ZEBECzwei) / 飯島瑠菜(ZEBECzwei) / 丹羽弘美(和風アニメーション) / 廣田恵美(和風アニメーション) / 仙波里至(和風アニメーション) / 江上奈那子(和風アニメーション) / 元豪燦(日本アニメーション) / 髙橋彩(日本アニメーション) / 武本心(日本アニメーション) / 興津綾乃(日本アニメーション) / 小島和之(タツノコプロ) / 高橋瑞紀(タツノコプロ) / 黒崎隼人(タツノコプロ) / 山田奈月(タツノコプロ) / 渡部文香(タツノコプロ) / 皆川愛香利(ガイナックス) / 杉本智朱(ガイナックス) / 阿部楓子(ガイナックス) / 中山見都美(ガイナックス) / A.I.C / スタジオカラー / TRIGGER / J.CSTAFF / プロダクション・アイジー / WITSTUDIO / スタジオ・ブーメラン / A-Line / A.P.P.P. / アゼータ・ピクチャーズ / ライジングフォース / ORANGE / HANJIN / ミゾ企劃 / Synod
- 色指定:山崎大輔
- 特殊効果:林好美
- 仕上げ:渡辺佳子(ライトフット) / 濱田みゆき(ライトフット) / 黒木智子(ライトフット) / 玉木千春(ライトフット) / 齋藤智子(ライトフット) / 渡邊絵梨(ライトフット) / 河野守(ライトフット) / 井上喜代美(ライトフット) / 土方博子(ライトフット) / 光井朋夏(ライトフット) / 松浦友紀(ライトフット) / 永井かおり(ライトフット) / 田山美月(ライトフット) / 大金紀子(ライトフット) / 吉村恵子(ライトフット) / 村口美保(ライトフット) / 佐藤博美(ライトフット) / 山口咲子(ライトフット) / 八角ミト(ライトフット) / 大野珠樹(ライトフット) / ORANGE / HANJIN / ミゾ企劃 / Synod
- 背景:佐藤勝(Y.A.P.石垣プロダクション) / 長谷川弘行(Y.A.P.石垣プロダクション) / 北澤寿実子(Y.A.P.石垣プロダクション) / 石田幸(Y.A.P.石垣プロダクション) / 小山田有希(Y.A.P.石垣プロダクション) / 原英里佳(Y.A.P.石垣プロダクション) / 宍戸太一(Y.A.P.石垣プロダクション) / 紫芝香里(Y.A.P.石垣プロダクション) / 野村裕樹(Y.A.P.石垣プロダクション) / 柏村明香(Y.A.P.石垣プロダクション) / 石垣愛紗(Y.A.P.石垣プロダクション) / 藤田浩貴 / 皆川真紀 / 針崎亜耶 / ナイノア / 小幡和寛(ステロタイプスマーチル) / 藤井香織(ステロタイプスマーチル) / 源恵子(ステロタイプスマーチル)
- デジタルコンポジット:竹花祐介(トムス・フォト[T.D.F.]) / 白尾仁志(トムス・フォト[T.D.F.]) / 西川裕子(トムス・フォト[T.D.F.]) / 西山仁(トムス・フォト[T.D.F.]) / 小川隆久(トムス・フォト[T.D.F.]) / 中小原明典(トムス・フォト[T.D.F.]) / 伊藤敦子(トムス・フォト[T.D.F.]) / 野口龍生(トムス・フォト[T.D.F.]) / 小林学(トムス・フォト[T.D.F.]) / 澤見泰治(トムス・フォト[T.D.F.]) / 川田敏寛(トムス・フォト[T.D.F.]) / 山本三良(トムス・フォト[T.D.F.]) / 大坪聡(トムス・フォト[T.D.F.]) / 中谷修(トムス・フォト[T.D.F.]) / 米屋真一(トムス・フォト[T.D.F.]) / 春原幸子(トムス・フォト[T.D.F.]) / 安田猛(トムス・フォト[T.D.F.]) / 蒲原有子(トムス・フォト[T.D.F.]) / 久保剛成(トムス・フォト[T.D.F.]) / 押見綾(トムス・フォト[T.D.F.]) / 高橋祐樹(トムス・フォト[T.D.F.]) / 吉田雅紀(トムス・フォト[T.D.F.]) / 森川良太(トムス・フォト[T.D.F.]) / 松田寛弘(トムス・フォト[T.D.F.])
- 録音スタジオ:APU MEGURO STUDIO
- ミキサー:山本寿
- アシスタントミキサー:小沼則義
- 音響制作:AUDIO PLANNING U
- 音響制作デスク:穂積千愛 / 土屋枝穂
- りんごりんりん
- アンパンマンのマーチ
- なんのために飛ぶ
- 勇気りんりん
- 音楽プロデューサー:山田慎也 / 平川智司 / 田中宏太郎 / 渡辺一博
- HD編集:藤田育代(トムス・フォト[T.D.B.]) / 品川栄樹(トムス・フォト[T.D.B.])
- 制作担当:藤吉美那子
- 制作進行:藤堂真孝 / 江口慎平 / 小柳光正
- 文芸進行:鈴木美玲
- 制作宣伝:芝裕子 / 岩瀬京子 / 井口学 / 紙本亜矢美
- 制作デスク:桐本篤 / 進藤友博 / 直塚弘二朗 / 山本まりあ
- 宣伝:田中弘美(東宝アド) / 渡邉那津(東宝アド) / 浜口知俊(DROP.) / 堀江可奈子(DROP.) / 長田まり子(DROP.) / 松本真?(DROP.※読めなかった) / 野中瞳(DROP.)
- 宣伝デザイン:宮内晃弘 / 矢島洋 / 大野浩(渉外) / 松川英樹(渉外) / 井上清人(渉外) / 似内陽介(渉外) / 片岡富士子(渉外) / 小倉真琴(渉外) / 林祥子(渉外)
- 協力:APDLLP
- HP・携帯サイト制作:渡辺文野
- 現像:東京現像所
- DCPマスタリング:千木良保宣 / 脇坂美緒
- ラボデスク:丸山裕子
- ラボマネージャー:井上純一 / 近藤桂司 / 酒見弘人
- 原作協力:天野誠(フレーベル館) / 小関里佳(フレーベル館) / 佐藤怜子(フレーベル館)
- アニメーション制作:TMS / CUBE
- 配信:東京テアトル
- 製作:日本テレビ / バップ / トムス・エンタテインメント / フレーベル館 / やなせスタジオ
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